これから始めるSEO対策〜Google検索エンジン最適化スターターガイドのまとめ

2017年05月16日 (更新: 2018年10月18日) SEO対策 / WEB制作

これから始めるSEO対策

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Googleが公開する『検索エンジン最適化スターターガイド』には、SEOの基本事項が書かれています。このガイドは元々Googleが社内向けに作成した資料を2009年に一般公開したもので、これからSEOを始めるウェブマスターに向けた解説書になっています。

検索エンジン最適化スターターガイドに沿ってWEBサイトを作成すれば、検索エンジンにクロールされやすく、インデックスされやすいサイトを構築できます。その結果、Google評価(PageRank)が高まり、キーワード検索における掲載順位を上げることができるでしょう。

今回は初めてSEO対策を行う方を対象に、検索エンジン最適化スターターガイドについて補足説明を織り交ぜながら、大切なポイントを分かりやすく説明したいと思います。

検索エンジン最適化スターターガイドでは、最初に「SEOの基礎」としてページタイトルとディスクリプション(サイト説明)を最適化する方法が書かれています。この2つは検索結果に直接表示されるため、クリック率(CTR)の改善に効果を発揮します。

適切なページタイトルを付けよう

ページタイトルは、サイト訪問者と検索エンジンの双方にページ内容を伝えるもので、HTMLのheadタグ内にtitileタグを使って指定します。ページタイトルの内容は検索結果の1行目に大文字のアンカーテキストで表示されます。

トップページのタイトルは「サイト名+所在地+主要コンテンツ(主な取扱商品や業種など)」を含めて記載します。下層ページのタイトルは「サイト名+ページ内容」を具体的な表現で記載します。

検索結果で表示されるページタイトルの文字数は、およそ全角で30字程です。表示される文字数とキーワードを意識して、簡潔で説明的なタイトルを付けましょう。

トップページのページタイトル
<title>フラワーギフト通販 ブルーメ|季節の花を全国へお届け</title>

下層ページのページタイトル
<title>フラワーギフト通販 ブルーメ|ガーベラのアレンジメント</title>

下層ページではサイト名を後方に配置するパターンが多い
<title>ガーベラのアレンジメント|フラワーギフト通販 ブルーメ</title>

ページタイトルの最適化は、SEO対策の基本中の基本です。SEO効果がとても高いので、初めてSEO対策を行う方はページタイトルの改善から始めましょう。

descriptionメタタグを設定しよう

descriptionメタタグとは、検索エンジンに対してページの概要を伝えるもので、HTMLのheadタグ内にmeta descriptionタグを使って指定します。ディスクリプションの内容は検索結果の下段に表示され、検索キーワードと一致する語句は太字で表示されます。

descriptionメタタグに記述する内容は、できるだけページごとに異なる内容にしましょう。検索結果に表示されるので、キーワードを織り交ぜながら、分かりやすくユーザーの興味を引く文章を考案します。

この作業はかなり面倒で手間と時間がかかるため、ここで手を抜いてしまったり、SEO対策を諦めてしまう人も多いので、ここは気合いで乗り越えましょう。(WordPressの場合はプラグインを使ってページごとに違う内容を出力する方法をオススメします。)

検索結果で表示されるディスクリプションの文字数は、およそ全角で120字程です。100〜120字を目安にして、複数のキーワードを含めてページ説明を書きましょう。

<head>
<title>フラワーギフト通販 ブルーメ|季節の花を全国へお届け</title>
<meta name="description" content="花と観葉植物を扱うオンライン専門ショップ。母の日、誕生日、結婚記念日など、特別な日のプレゼントに最適なフラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーを多数取り揃えています。全国無料配送可、当日配送も承ります。">
</head>

サイト構造を改善することで、検索エンジンがクロールしやすくなり、インデックスされやすいサイトになります。検索エンジンにサイト内のページを隈なく伝えることで、検索での表示回数が増える効果が期待できます。

URLの構造を改善しよう

WEBサイトのディレクトリ構造を簡潔にして、ページ内容に関連した単語をURLに使用することで、検索エンジンがサイト全体をクロールしやすくします。

またサイトを訪れたユーザーにとっても、サイト構成がとても分かりやすくなります。短く説明的な単語を使ったURLは、記事に共感したユーザーが、そのコンテンツに対してリンクを張りやすくなります。(単語は日本語や数字よりも英単語を推奨)

ページ内容に関連した単語を使ったURL
http://www.blume-gift.jp/item/flowerarrange/gerbera/

ナビゲーションをわかりやすくしよう

ナビゲーションは目的のコンテンツを素早く見つけてもらうためのものです。検索エンジンにとっては、サイト制作者がどのコンテンツを重要と考えているかを知る手がかりにもなります。

検索エンジン最適化スターターガイドでは、下記に記載したナビゲーションの設置を推奨していますので参考にしてください。

ナビゲーションの種類(設置推奨)

ナビゲーション(グローバルナビゲーション)
画像やドロップダウンメニューより、テキストのナビゲーションを推奨。

パンくずリスト
1つ上の階層やトップページに素早く戻ることができて利便性が向上。

サイトマップ
ユーザーの利便性を考えてテーマごとにまとめたサイトマップを設置。

XMLサイトマップ
検索エンジンに対してすべてのページを伝えるためのサイトマップ。

404エラーページ
リンク切れや間違ったURLを入力した際に表示されるエラーページ。

XMLサイトマップの設置が少し難しいかもしれません。WordPressの場合はプラグインを利用すれば簡単に設置できますが、その他の場合は無料のXMLサイトマップ自動作成ツールを利用するのがオススメです。

Googleが検索順位を決める最も大きな要因は「コンテンツ」と「被リンク」だと言われています。質の高いコンテンツは、ブログやSNSを通じて友人に知らせる行為を誘発し、それがGoogleのサイト評価(PageRank)を高める要因となります。良質なコンテンツの提供が掲載順位を大きく底上げします。

質の高いコンテンツを提供しよう

質の高いコンテンツとは、他のサイトにはない独自コンテンツ、有益な情報を紹介するお役立ちコンテンツ、専門知識を活用した専門コンテンツなどがこれに該当します。このようなユーザーが求める高いニーズに応えることが、コンテンツを提供するうえで大切です。

また、ユーザーが検索で使うキーワードを意識して、検索キーワードを効果的に織り交ぜた文章を書くことも重要です。検索キーワードについては、AdWordsが提供するキーワードプランナーで調べることができるので活用しましょう。

適切なアンカーテキストを書こう

アンカーテキストとは、aタグでリンクが設定されたテキストのことです。リンク先のページ内容が伝わりやすいように、短く分かりやすい言葉でアンカーテキストを設定します。(「ここをクリック」のような使い方はしないこと。)

またアンカーテキストは一般の文章と区別できるように、テキストの色を変えたり下線をつけたりして、一目で判別できるようにします。

トピックス(nofollow属性)

aタグにrel=”nofollow”を設定すると、検索エンジンに対してリンクをたどらないように指示できます。この場合はリンク先にサイトのページ評価も渡しません。SEO的には結構重要な概念なので適切に使いましょう。

rel=”nofollow”の使用例
<a href="http://www.xxxxx.com" rel="nofollow">サイト名(ページタイトル)</a>

画像の利用を最適化しよう

画像のファイル名とalt属性は、画像の内容が伝わりやすいように簡潔で分かりやすい言葉で設定します。altに設定したテキストは、画像が何かの原因で表示されない場合に代わりに表示されます。

画像をリンクとして利用する場合は、画像のalt属性(代替テキスト)がアンカーテキストのように扱われるので、リンク先のページ内容を伝えることを意識して設定します。

なおスターターガイドでは、画像ファイルを保存するフォルダは複数のディレクトリに分散させず、1つのディレクトリにまとめて保存することを推奨しています。

見出しタグを適切に使おう

見出しタグ(h1〜h6タグ)は、普通のテキストに比べて大きな文字で表示されるため、重要性を認識しやすくなります。見出しタグの使い分けが不規則にならないように注意し、適切な見出しサイズを正しく使うようにしましょう。

Googleが提供している無料ツールで、SEO対策としてよく利用されている支援ツールをご紹介します。スターターガイドが公開された以降に追加された無料ツールも記載しますので、参考にしてみてください。

Googleが無料で提供するSEO支援ツール

Googleアナリティクス
WEBサイトを分析する高機能なアクセス解析ツール

Google Search Console(サーチコンソール)
検索結果のパフォーマンスを管理するツール(旧ウェブマスターツール)

モバイルフレンドリーテスト
モバイル端末の対応状況をテストするツール

PageSpeed Insights
WEBページの読み込み時間を測定するツール(表示速度の改善)

キーワードプランナー
キーワードの検索数や競合性を調査するツール

Googleトレンド
キーワードの検索傾向を調査するツール(キーワード比較が便利)

Googleマイビジネス(旧Googleプレイス)
店舗情報をグーグルマップや検索結果に無料で掲載

Google以外にも無料で使えるSEO支援ツールは多数あります。その中でもSEO対策でよく利用されている無料ツールを合わせてご紹介します。

SEO対策に使える無料ツール

検索エンジン最適化スターターガイドには、他にも「クローラーへの対処」「モバイルSEO」「プロモーションと分析」の解説ページがありますが、初めてSEO対策を行う方には優先順位が低いため、これらの説明は割愛しています。

スターターガイドには、表示速度を改善する対策が書かれていませんので、興味がある方は「PageSpeed Insights」や「GTmetrix」のツールを使って表示速度の改善にもチャレンジしてみてください。(キャッシュを使えば表示速度が著しく改善します。)

当社ではWEBサイトにSEO対策を施すチューニング作業も行っています。SEOに関するご相談・ご依頼はお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

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